ピラティスダイエットの効果とやり方【頻度や呼吸法】や口コミは?

ピラティスダイエットの効果とやり方【頻度や呼吸法】や口コミは?

自宅でできるピラティスダイエットのやり方と効果や口コミ!

ダイエット方法として一般的な食事制限は、食べ物によって得られるカロリーが不足し、代わりに脂肪を燃やしてエネルギーを生み出そうとするためダイエットに繋がります。

しかし、食事制限によるダイエットでは体重は減ったものの、「何となく体のバランスが悪い」「痩せて欲しいお腹や太ももは痩せず、痩せて欲しくない胸の部分が落ちた」など、思っていたような結果とは違ったなんて経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

そのような中、近年海外セレブの間ですっかり定番となっているのが、ピラティスによるダイエットです。

日本でも健康や美容法としてすでに周知されているピラティスですが、ダイエットにもよいというのは知らないという人もまだまだいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回はピラティスダイエットについて調べてみました。

ピラティスダイエットやり方効果頻度呼吸法などの他に、気になる口コミも集めてみました。




ピラティスダイエットとは?


ピラティスダイエットとは、ピラティスを行うダイエット方法になります。

ピラティスは、その名前自体は日本でもかなり浸透していると言えますが、「ヨガとはどう違うの?」「そもそも何がダイエットに効くの?」など、疑問に思っている人も少なくありません。

ピラティスは元々、ジョゼフ・ヒューベルトゥス・ピラテスという人が戦争で傷ついた兵士の回復を促すプログラムとして考案したもの。

主にインナーマッスルを強化することで、怪我の回復力を高めることはもちろんのこと、怪我をしにくい体を作るのを目的としています。

 

ピラティスダイエットの効果やメリット


ピラティスは、インナーマッスルを鍛えることができるエクササイズ方法です。

筋肉にはおおまかに、目に見える筋肉のアウターマッスルと、目に見ることができないインナーマッスルがありますが、トレーニングを始めると比較的早い段階で筋力がアップするアウターマッスルに対し、インナーマッスルは中長期的に鍛える必要がある筋肉です。

一見するとアウターマッスルを鍛えた方がダイエットに繋がりやすいのでは?と思いますが、アウターマッスルは筋力がつきやすい分、トレーニングを止めるとすぐに落ちてしまう筋肉で、しかも筋肉量もそこまで多いわけではありません。

一方のインナーマッスルは、筋力のアップは緩やかでも鍛えることで正しい姿勢を保つのが楽になったり、代謝を上げて痩せやすい体を作ることができると言われています。

ピラティスダイエットの基本の呼吸法

ピラティスでは「胸式呼吸」が基本となります。

お腹をしっかり膨らませる腹式呼吸は聞き覚えがあっても、胸式呼吸を意識して行うのは初めてという人もいるかもしれませんね。

また、胸式呼吸は難しい部分もあるので、まずは正しい方法をきちんと覚えることが必要になります。

胸式呼吸のやり方

①あぐらをかいて床に座ります。

②恥骨と腰骨を繋ぐ三点に手を置き三角形を作ります。

③三角形を意識しながら、骨盤を立て床と垂直します。

④肩を耳から離し、両手は膝の上に置きましょう。

⑤お腹を常にぺちゃんこの状態にし、鼻から息を吸い、口から吐きます。

自宅でできるピラティスダイエットのやり方や頻度は?


ピラティスを考案したジョゼフ・ヒューベルトゥス・ピラテスは、「ピラティスを行うと10回で違いを感じ、20回で見た目の変化を感じ、30回で体のすべてが変わる」と言っています。

ピラティスのレッスンでも10回を一区切りにしていることが多いため、まずは10回続けてみることが大切です。




更に効果を高めるピラティスダイエットのやり方

ここでは、引き締めたい部位別のピラティスのやり方をご紹介したいと思います。

お腹の引き締めに効果的なやり方

①膝を立て、足を腰幅に開いて床に座ります。

②骨盤を立て、両手をまっすぐ前に伸ばし、視線も前を向きましょう。

③息を吐きながら背骨を丸め、体重をお尻の後ろの方へと移動していきます。

④息を吸いながら、ゆっくりと元に戻ります。

下半身痩せに効果的なやり方

①床に四つん這いになり、片足を床から離し、息を吐きながらかかとから遠くに向かってキックします。

②息を吸いながら元に戻します。

③反対側も同様に行いましょう。

太もも痩せに効果的なやり方

①床に仰向けに寝そべり、膝を丸めておでこと膝が近づくように上半身を持ち上げ、両膝を抱えます。

②息を吸って準備し、息を吐きながら両手で左膝を抱え、右膝をまっすぐに伸ばします。

③息を吸って、手足を反対にチェンジし、息を吐きながら両手で右膝を抱え、左膝をまっすぐに伸ばします。

④この動きを交互に繰り返しましょう。

ピラティスダイエットの注意点


ピラティスダイエットは、回数を重ねるごとにその効果を感じることができるダイエット方法と言えます。

しかし、だからと言ってその効果を早く実感するために、毎日ピラティスを行うのは止めましょう。

なぜなら、ピラティスはインナーマッスルに働きかけるエクササイズのため、当然ながら運動不足の人であれば筋肉痛に襲われることになります。

筋肉痛があるのに無理をして行うと、筋肉の回復が遅れるだけではなく心身のストレスになり、むしろ逆効果と言えるでしょう。

それに、筋肉は毎日負荷を掛けることで大きくなるのではなく、運動によって筋組織が破壊された後に回復期間を設けることで増強します。

そのため、無理なペースで行わず、最初は週に1回くらいで始めても構いません。

ピラティスは正しい呼吸法を覚えることも大切なので、筋肉の回復具合を見極めながら自分にとってよいペースを掴みましょう。

ピラティスダイエットの口コミや評判


・肩や腰の痛みが起こるようになり、このままでは体が衰えていく一方だと感じてピラティスを始めました。一年ほど続けていますが、今では肩や腰の痛みはすっかりなくなり、体重も5㎏ほど減りました。

・ピラティスを始めて3ヶ月で5㎏痩せました。体重は落ちましたが、胸は全く落ちてないので私にはとても合っている方法なのだと思います。

・ピラティスは腹筋を引き締めたまま胸式呼吸を行ってエクササイズするので、お腹周りがとても引き締まります。ゆったりとした動きなのであまり効果はなさそうと思うかも知れませんが、正しい方法で行うと全身から汗が出ますよ。私は1ヶ月で1㎏減のペースで体重が落ち、汗をかくようになったおかげで肌も綺麗になりました。

・ピラティスを始めてから、体の歪みが矯正され、背筋を伸ばした姿勢を保つのが苦にならなくなりました。それだけで見た目的には引き締まって痩せたように見える効果があると思います。また、精神面でプラス思考に物事を捉えられることが多くなり、他のダイエットも意欲的に行ってみようという気持ちになりやすくなります。

ピラティスダイエットの効果とやり方【頻度や呼吸法】や口コミは?のまとめ

ピラティスダイエットは、始めてすぐに劇的な効果があるわけではないものの、回数を重ねるごとに体の変化を感じることができるため、続けるモチベーションが保ちやすいと言われています。

ピラティスを行う時は、正しい呼吸法を覚えることが最も大切なため、とりあえずポーズを真似して安易に自己流で行わずに、プライベートレッスンを公開している動画などを利用したり、スクールにレッスンに通ってみるのがよいでしょう。