ココナッツミルクダイエットのやり方とレシピ!効能・効果は?

ココナッツミルクダイエットのやり方とレシピ!効能・効果は?

ココナッツミルクダイエットの効果のあるやり方!

ココナッツから抽出されるココナッツミルクは、アンチエイジングや美容の他に、ダイエットにもよいとして人気があります。

その一方で、ココナッツミルクはカロリーが高いからダイエットには向かないという声もありますよね。

そもそも、ココナッツミルクにはどのような効能や効果があるのでしょうか。

そこで今回はココナッツミルクダイエットについて調べてみました。

ココナッツミルクダイエットやり方や、ダイエットにお勧めのレシピなどをご紹介したいと思います。




ココナッツミルクダイエットとは?


ココナッツミルクダイエットとは、ココナッツミルクを摂取するダイエット方法になります。

南国の果実の代表的な存在と言えるココナッツは、ヤシ科の植物。

外側の繊維質の部分は雑貨に、一番内側の水分はココナッツジュースとして観光地などでも有名ですよね。

その外側と一番内側の間にある白い果肉部分(胚乳)を加工してろ過したものがココナッツミルク、ココナッツミルクを煮詰めて水分を飛ばし油分を抽出したものがココナッツオイルになります。

なお、ココナッツミルクは「甘くてカロリーが高そう」なイメージがありますが、一般的に販売されているココナッツミルクには飲みやすいように糖分が加えられているため、そのままのココナッツミルクはそこまで甘いわけではありません。

 

ココナッツミルクダイエットの効果やメリット


ココナッツミルクには多くの脂肪が含まれています。

脂肪と言うとダイエットの天敵と思うかも知れませんが、ココナッツミルクに含まれているラウリン酸は中鎖脂肪酸と呼ばれる脂肪で、エネルギーとして代謝されるのが早いという特徴があり、摂取しても体脂肪になりにくいと言われています。

また、体脂肪を活発に燃やす働きもあることから、すでに溜まってしまっている脂肪をココナッツミルクを摂ることで効率よく燃焼される効果も期待できます。

さらに、むくみの予防や改善に効果があるカリウムを始めとして、マグネシウムや鉄分、亜鉛などのミネラル分や、血行促進作用のあるビタミンEなどが多く含まれているため、ダイエットに役立つとされています。

ココナッツミルクダイエットのやり方


ココナッツミルクダイエットのやり方は、毎日ココナッツミルクを摂るだけでOKです。

ただし、いつもの食事にプラスしてココナッツミルクを摂ってしまうと、カロリーの摂り過ぎになるため、食事や間食の置き換えとしてココナッツミルクを摂るのが基本になります。

なお、摂取する回数は一日2回がよいとされています。

その理由については、次に詳しく記載したいと思います。

ココナッツミルクダイエットのポイント!飲むタイミングや量は?


ココナッツミルクダイエットは、食事や間食の置き換えとしてココナッツミルクを摂りますが、ダイエット効果を高めるためにベストなタイミングとしては、朝食と午後の間食の2回になります。

これは、ココナッツミルクに含まれる中鎖脂肪酸が分解される際に、ケトン体という物質を発生させる仕組みにあります。

糖質制限ダイエットをしたことがある方ならご存知だと思いますが、ケトン体は体内にエネルギーに変わる糖が不足している場合、体脂肪を分解して燃焼させてエネルギーを生み出しますが、その時に発生するのがケトン体になります。

つまり、ケトン体の濃度が高いとそれだけ脂肪の燃焼が進んでいることを意味しますが、ココナッツミルクダイエットでは体内に糖が不足していない状態でも中鎖脂肪酸がケトン体を作るため、脂肪燃焼効果がアップすると言われています。

ただし、ココナッツミルクを摂取してすぐに体内にケトン体が作られるわけではなく、摂取後4時間程度の時間が必要になります。

そのため、朝食時にココナッツミルクを摂るとちょうど昼くらいに脂肪燃焼効果が高まり、さらに午後の間食時(15時ころ)にもう一度ココナッツミルクを摂ることで夕食時に脂肪燃焼効果がピークとなるため、食べた物が燃焼されやすくなり、ダイエット効果がアップすると考えられます。




なお、ココナッツミルクの摂取量は、一日200~300mlが適量です。

ココナッツミルクダイエットの注意点


通常、ココナッツミルクとして売られているもの(主に缶詰)はココナッツミルクのみしか入っていませんが、ドリンク用に売られているものの場合、飲みやすくするためにあらかじめ糖分が含まれていることがあります。

糖分の摂り過ぎは、当然ながらカロリーの過剰摂取を招いてダイエットの妨げになるため、購入する際にはパッケージなどをよく確認するようにしましょう。

また、ココナッツミルクは酸化しやすいため、開封した後はあまり日持ちをしません。

開封後は必ず冷蔵庫で保管をし、2~3日以内に飲み切るようにしましょう。

ココナッツミルクダイエットにおすすめのレシピ3選!

ココナッツミルクダイエットを始めてみたいと思っても、どんな風に使えばよいのかよくわからないと言う人も多いと思います。

そこでここでは、ココナッツミルクを使ったダイエットにお勧めのレシピをご紹介します。

フルーツとココナッツミルクのスムージー


ヘタを取ったいちご、皮を剥いてザク切りにしたキウイ、芯をくり抜いて一口大にカットしたリンゴ、ヘタをとって一口大にしたみかんと、ココナッツミルクをミキサーに入れて攪拌したら完成です。

参考URL: https://cookpad.com/recipe/2954759

簡単ココナッツミルクカレー


手羽元、ヨーグルト、しょうがとにんにくのみじん切り、クミンパウダーを袋に入れて揉み、半日ほど冷蔵庫に置いておきます。

鍋に油をひき、しょうがとにんにくのみじん切りを炒めたら、薄切りの玉ねぎを炒め、さらに塩、小麦粉、クミン、バターを入れて焦がさないように炒めます。

そこに袋に入れた手羽元とヨーグルトを入れて炒め、水、鶏ガラスープの素、カレールーを入れて煮て、さらにココナッツミルクを入れて煮込み、塩コショウで味を調えて完成です。

参考URL: https://cookpad.com/recipe/4933826

鶏ムネ肉のトマト煮


鶏ムネ肉はフォークで刺して穴を開け、塩コショウ、酢を振り、ビニール袋に入れて一時間以上寝かせます。

鍋にオリーブオイルを入れ鶏を皮目から両面焼き、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんを入れて炒め、さらにトマト缶、ココナッツミルクを入れて煮込んだら完成です。

参考URL: https://cookpad.com/recipe/2095446

ココナッツミルクの効能・効果


ココナッツミルクにはダイエット以外にも、女性に嬉しい美容や健康効果が数多くあります。

そこでここでは、ココナッツミルクの効能や効果をご紹介したいと思います。

美髪効果

ココナッツミルクには、髪に必要な必須脂肪酸や鉄分を始めとしたミネラルが多く含まれているため、髪を健やかに保ち美髪効果が期待できます。

美肌効果

ココナッツミルクには、血行促進効果に優れたビタミンEが多く含まれていることから、肌の新陳代謝を促して美肌を作る働きがあると言われています。

また、脂肪酸には肌を保湿する作用があると言われています。

コレステロールを下げる

ココナッツミルクに含まれる中鎖脂肪酸には、血液中の善玉コレステロールを増やす働きがあるため、悪玉コレステロールを減らし、血液の詰まりを防いだり、流れをよくする作用があると言われています。

これにより、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防や改善も期待できます。

貧血の予防や改善

ココナッツミルクには鉄分が多く含まれているので、鉄分不足による貧血の予防や改善に効果があると言われています。

便秘解消

ココナッツミルクには食物繊維が多く含まれているため、腸内環境を整えお通じの改善に効果があると言われています。

ココナッツミルクダイエットのやり方とレシピ!効能・効果は?のまとめ

ココナッツミルクダイエットは、朝食や間食をココナッツミルクに置き換えるダイエット方法になります。

置き換えで摂取カロリーを抑えると言うよりも、ココナッツミルクを摂ることが目的になりますが、だからと言ってたくさん摂り過ぎてしまうとカロリーオーバーになってしまうので気を付けて下さい。

また、ココナッツミルクは酸化しやすいため、保存には注意をし、封を開けた物は早めに食べ切るようにしましょう。