スイカダイエットはきなこをかけると効果的?成功するポイント!
スイカダイエットはテレビでも話題に!韓国でも人気?
スイカは夏によく食べられますが、使い方によってはダイエットになるとテレビでも話題になっており、韓国でも人気になっていると言われております。
きなこをかけると効果があがるという意見もありますが、なぜ効果が上がるのでしょうか。
今回は話題になっているスイカダイエットについて、具体的なやり方や効果、そして成功のポイントや注意点といったダイエットにおいて重要な情報をまとめていきます。
スイカダイエットとは?
夏になったら皆が食べるスイカですが、ダイエット効果があるとちょっとした話題になっています。
肝心の「スイカダイエット」とは「1日1食分をスイカに置き換えるダイエット」か「間食のタイミングにスイカを食べるダイエット」となります。
つまり、簡単な置き換えダイエットの一種です。
「3食全部をスイカに置き換える」といった解説をする人や「ひたすらスイカを食べる」といった解説をする人も多いのですが、基本的にこれらのダイエットは無茶が過ぎますので、一食を置き換えるダイエットと考えたほうがいいでしょう。
運動を主体とするダイエットや糖質制限ダイエットといった厳しいダイエットと比べると難易度はかなり低いです。
ただし、ちょっとした置き換え系のダイエットとなっていますので、劇的な効果があるとは考えてはいけません。
ちょっとずつ効果が出るタイプのダイエットとなっております。
スイカダイエットの効果!糖質やカロリーは?
スイカは100g当たりのカロリーがたったの32kcalで糖質も7g程度しかありません。
基本的に置き換えダイエットとしてこのスイカを用いた場合は、それだけでカロリー摂取量や糖質摂取量を減らすことができるので痩せやすくなるのです。
一玉という巨大なサイズで考えると1000kcalをオーバーしますが、そこまでガッツりと食べるわけではありませんし、推奨される1/8カットでも150kcal程度なので置き換え系ダイエットとして考えれば優秀と言えるでしょう。
栄養素的なダイエット効果も色々とあります。
具体的に記載すると、スイカには水溶性食物繊維が豊富に含まれているので、その効果効能によって腸内環境が改善されて便通が良くなるという効果があります。
便秘でキツイという方はそれだけでも短期間でダイエット効果が出るでしょう。
カリウムも含まれているので余分な水分を排除できる効果があるので、むくみ解消効果も考えられるでしょう。
水溶性食物繊維とセットで強烈なデトックス作用があり、むくみや便秘で苦しめられている人は1週間程度続けるだけで見た目が変わる可能性もあります。
また、血管拡張作用をもつシトルリンや活性酸素を抑えるリコピンや抗酸化作用が強いビタミンA・ベータカロチン・ビタミンCといった栄養素がありますので、体の老化を防止しつつ基礎代謝をアップさせる効果もあります。
他には、スイカそのものが90%水分となっているので、スイカを食べるとお腹がいっぱいに感じやすいというメリットもあるのです。
スイカの甘さを支えている糖質が含まれているのですが、マンノシダーゼという特殊な栄養素が含まれており、これが血糖値の上昇や糖質の吸収を抑える働きがあるのでほとんど気にする必要が無いとすら言われております。
あとは、脂肪肝を防ぐ作用があるイノシトールという成分が含まれており、これは脂肪が溜まるのを抑制して、コレステロール値を減らす作用もあり太りにくくしてくれるのです。
スイカダイエットのやり方【朝食べる?】
「スイカダイエット」とは「1日1食分をスイカに置き換えるダイエット」か「間食のタイミングにスイカを食べるダイエット」となっていますので、置き換えダイエットのように実行するのが最もシンプルです。
基本的に推奨されることが多いのは朝をスイカに置き換えるダイエットか夕食をスイカに置き換えるダイエットです。
昼は会社にいることも多いので、スイカの一切れを用意することは難しいでしょう。
食べる量についてはスイカを1/8にカットした物を用意して、朝食か夕食に置き換えるようにしてください。
朝食の場合は老廃物を排泄するタイミングに合わせることになるので、デトックス効果のあるスイカを食べると便秘解消効果やむくみ解消効果が出やすいと言われております。
夕食の場合はシンプルに摂取カロリーや糖質摂取量を減らすことができるので、エネルギーを特に必要としない夕食を減らすことができるので、痩せやすくなると言われているのです。
間食にもスイカを使うというやり方もあるようですが、ダイエットをするときは間食を減らすことがそもそもの前提なので、あまり推奨できません。
また、夕飯と朝食どっちをとれば良いのかという声がありますが、これはどちらもデメリットとメリットがあるのでなんとも言えません。
個人的には朝食を食べないとその後のエネルギーが圧倒的に不足するので、朝食をスイカのみに置き換えるのはキツイと考えています。
なので、推奨したいのは夕食を置き換えることです。
元々朝食をほとんど食べていないので特に置き換えても問題ないという人ならば朝食を置き換えても問題ないでしょう。
スイカダイエットはテレビで話題に!
スイカダイエットは日本テレビ系列で多くの方が見ている「得する人損する人」に登場したダイエットです。
紹介されたのが2018年の7月なので夏の時期に合わせてスイカがダイエットに使えると紹介したのでしょう。
その番組を見たわけではないので詳細まではわかりませんが、どうやら血行をよくする効果のあるシトルリンが効率的に働いて、きな粉とセットにすると痩せるという紹介をされたようです。
いわゆるきな粉に含まれているアルギニンの効果で痩せやすくなると言うことなのでしょう。
テレビではスイカ400gにきな粉を30gかけて夕食の前に食べること、そして白い部分も意識して食べることを推奨していたとのことです。
最終的には実行者が3週間試して、体重が5kg以上減少したという報告になっています。
置き換え系ダイエットとしてネット上では紹介されていますが、こちらはそれよりも圧倒的に難易度が低くなっています。
スイカダイエットにきなこをかけた場合の実践結果
とりあえずテレビ番組でこのやり方を実践して3週間経過した場合の結果をそのままトレースすると、以下のとおりです。
一人目:体重-5.9kg、腹周り-14cm
二人目:体重-5.7kg、腹周り-10cm
やり方は記載したように、夕食を食べる前にスイカ400g+きな粉30gを摂取するというやり方です。
はっきり言ってこの量はものすごく多いので、夕食を好きなように食べていいとはいってもこのスイカときな粉でお腹いっぱいになるでしょう。
個人的な見解を記載すると絶対にそれだけでは痩せないので、糖質摂取とか運動を増やすといった別の努力をやっていると思われます。
スイカダイエット成功のポイント【更に効果的な食べ方は?】
ダイエット成功確率を上げるためのポイントをピックアップして紹介すると以下のとおりになるでしょう。
・白い部分も出来得るだけ食べる
・あまり冷やしすぎないで可能ならば常温で食べる
・食べる量の1/8は絶対に守って食べ過ぎないようにする
この3つばポイントなのですが、特に食べ過ぎには注意が必要です。
スイカは水分を大量に含んでいるのでダイエット効果があるからといって大量摂取すると高確率で下痢になります。
これが冷たすぎるスイカで食べていた場合はなおさらです。
お腹を冷やすことになりますので、下痢の可能性が一気に高まります。
水溶性食物繊維の摂取しすぎにもなりますので、不溶性食物繊維が不足して体内での食物繊維バランスが崩れてしまい、便秘解消効果も薄れる危険性があります。
基本的に食物繊維のプラス効果は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスはだいたい水溶性食物繊維が1で不溶性食物繊維が2になるので覚えておきましょう。
スイカダイエットの口コミは?
スイカダイエットの口コミはSNS(主にTwitter)を探せば実行している可能性がある人たちの声を拾うことができますが、通常の口コミはなかなか手に入りません。
何回もお世話になっている「FIT Search(https://fitsearch.jp/dietmethod/141225000066)」でも一応ヒットしたので、口コミが書いてあるのかと期待したのですが、ゼロ件だったので入手できませんでした。
2018年の夏に公開されたのである程度実行者の声が集まっていると思っていたのですが、これは予想以上に少ないです。
テレビ番組でもいろんなダイエットが紹介されますが、今回のスイカダイエットは「あまり効果が無さそうだから実行しなくていいや」という感想を抱いた人が多かったのではないでしょうか。
基本的に様々なダイエットがメディアで、雑誌で、インターネットで、SNSで次々と配信される世の中になっているので、本当に効果のあるダイエットや超がつく有名人が次々と実行するようなダイエット以外はかなりの早さで淘汰されていく時代になっているのです。
このダイエットももっと知名度が高く効果があると話題になればもっとピックアップして取り上げられていたことが予想されますので、あまり視聴者やダイエッターの心に響かなかったのでしょう。
ちなみに、昔から推奨されて今でも実行者が多くいる「夕飯抜きダイエット(https://fitsearch.jp/dietmethod/0511020195)」は口コミが「FIT Search」で2000件を超えています。
ある意味スイカダイエットで夕飯を置き換えていた場合は、似たような効果が出るので参考にできるのではないでしょうか。
スイカダイエットは韓国でも人気?
美意識が日本よりも圧倒的に高く、ダイエット意識が強い韓国でもどうやらスイカを使って痩せた芸能人がいるという報告があります。
具体的には、少女時代、2NE1のボム、女優のハン・ソヨンなどが実行したことで話題になったようです。
やり方は昼食と夕食にスイカを食べるというダイエットになりますが、3ヶ月続けた結果痩せたという情報もあります。
しかも最初はそのまま丸3個も食べられていたといったあまり推奨したくない情報が揃っていますので、無理にマネする必要は無いでしょう。
食べ過ぎると高確率で下痢になるので注意してください。
スイカダイエットの注意点
スイカダイエットの注意点は冷やしすぎないことと、食べ過ぎないことです。
冷たいスイカを大量に食べると高確率で体を冷やしてしまいますし、お腹を壊す原因となってしまうので、おすすめすることができません。
便秘を解消する効果がありますが、その代わりに下痢になってしまうのは推奨できないので、食べ過ぎや冷やしすぎは危険です。
スイカを大量に食べてしまうと体を冷やす確率が増えてしまいますし、水分摂取量が多すぎるので、下痢になる確率も上がります。
もともとカリウムといった余分な水分を除外する作用があるのでむくみ解消とあわさるとちょっと危険です。
また、一食分をスイカに置き換えるということは一食分の栄養素がスイカのみになってしまうと言うことなので、他の二食である程度は補う必要があるでしょう。
ダイエットで良くあるのが食事制限による栄養不足なので、このダイエットでも栄養不足にならないように注意してください。
特に、タンパク質は高確率で不足するので要注意です。
それ以外に個人的に注意したい部分は、スイカによる特殊な成分によって脂肪燃焼効率アップなどの効果が出るようになっていますが、普段からほとんど動かないで脂肪が燃焼できる状況にないという方にとってはその効果が意味が無いということでしょう。
「脂肪燃焼効率アップ作用があるから痩せる!」という紹介の仕方をする人は多いのですが、その脂肪燃焼効率アップという作用は実際に脂肪を燃焼できる状況にある方のみに作用されるので、普段からほとんど動かない事務仕事をしている人には意味が無いのです。
脂肪が燃焼できる環境というのは、いわゆるエネルギーが不足して脂肪からエネルギーを使わないといけない状況なので、ある程度はエネルギー源となる糖質を減らしてエネルギーを消費することになる有酸素運動を実行する必要があるでしょう。
スイカの栄養とダイエット以外の効果・効能
スイカの健康効果は色々とあるのでそちらも紹介します。
まず、スイカにはL-アルギニンという必須アミノ酸に変化して血行を促進させるL-シトルリンというアミノ酸が含まれており、このアミノ酸は筋肉痛が発生しにくくなる効果が発揮されると言われております。
いわゆる疲労物質などが溜まりにくくなってキツイ筋トレも実行しやすくなると言うことなのでしょう。
また、スイカに含まれている抗酸化作用が強いリコピンは前立腺癌予防効果があると言われているようで、研究結果の詳細も「Journal of Agricultural Food and Chemistry」誌で掲載されているとのことです。
リコピンには強い抗酸化作用があるので、この抗酸化作用が癌の予防にも効果があるとのことですが、これがあちこちで立証された場合はスイカ特需が発生するでしょう。
あとはビタミンCも含まれているので、コラーゲン生成を促して体内の老化を防止する作用にも期待されています。
体内でビタミンAに返還されるβカロテンは喉や肺など呼吸器系統を守る作用や粘膜や皮膚を守る作用があると言われているので、こちらも健康にプラスの作用があるようです。
スイカダイエット向けのレシピ3選
それでは最後にスイカダイエット向けのレシピを紹介いたします。
スイカを1/8食べ続けるのもはっきり言ってなかなか大変なので、飽きが来ないようにちょっとした改良レシピがあるかどうかをチェックするのです。
ただし、高カロリー高糖質になってしまったレシピはさけております。
スイカスムージー
ダイエットでは多くの方々がお世話になったことがあるスムージーにするというパターンです。
この場合はスイカ以外にバナナ・トマト・赤パプリカなどが追加されていますが、味をある程度は自分で調整することも可能なので有効活用できるレシピの一つでしょう。
ミキサーがあるという方はこのようにスムージーにするというやり方も考慮してください。
参考URL:http://www.recipe-blog.jp/profile/22125/recipe/457358
簡単❤2色のスイカでヨーグルト♪(酵素パウダー)
こちらはいわゆるダイエットの定番となっているヨーグルトやくるみ、そして酵素パウダーを使った健康的なレシピです。
とにかくダイエット向けのものが大量に入っていますので、朝食を完全にスイカのみにしたくないという方にはおすすめできるでしょう。
スイカのみよりもかなりの栄養補給効果が期待できます。
参考URL:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1650007916/?l-id=recipe_list_detail_recipe
ダイエットスイーツ。スイカのグラニテ
これはザクロジュースとスイカのシャーベットというデザートに最適なレシピです。
お腹を冷やす可能性が高いので大量に食べるのはNGですが、夏の暑い時期に食べるのはまさにぴったりでしょう。
参考URL:http://www.recipe-blog.jp/profile/15328/recipe/1046208
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回はスイカダイエットについて記載しました。
スイカによるダイエット効果はある程度あるのでしょうが、やはり食べるだけで痩せるとは思いにくいです。
便秘解消効果やむくみ解消効果の即効性によって見た目が短期間で変わるケースはあるでしょうが。脂肪が燃焼することはある程度の有酸素運動がセットにないと無理でしょう。
本気で痩せたいという方は運動もセットにしてください。
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