ごぼう茶ダイエットのコツやポイント!副作用はないの?

ごぼう茶ダイエットのコツやポイント!副作用はないの?

ごぼう茶ダイエットのやり方と効果!飲むタイミングや摂取量!

お隣韓国では、昔から健康やダイエットのためにごぼう茶を飲む習慣があるそうです。

しかし、日本ではごぼう茶ってあまりメジャーじゃないどころか、その存在すら知らないという人も多いですよね。

とは言え、美意識が高い韓国人が飲んでいるという理由で、最近は若い女性の間でごぼう茶が人気となっているようです。

そこで今回は、ごぼう茶ダイエットについて調べてみました。

ごぼう茶ダイエットやり方効果はもちろん、飲むタイミング摂取量副作用など、ごぼう茶に関する様々なことをご紹介したいと思います。




なぜ、ごぼう茶でダイエットできるの?


ごぼう茶の原料となるごぼうは、食物繊維が多く含まれていることから便秘解消に効果がある、という話は多くの方が耳にしたことがあると思います。

便秘を解消し、腸内環境を整えるのはダイエットにおいて必要不可欠なこと。

腸の活動が低下した状態では、代謝が落ち、冷えやむくみなどが起こりやすくなります。

また、ごぼうは中国では薬草として使用されており、サポニンという成分には強い抗酸化作用があると言われています。

抗酸化とは、簡単に言うと老化を防ぐ働きを言い、これによって細胞を活性化し、代謝を上げる働きが期待できます。

さらにサポニンには、体脂肪の分解、排出を促進する作用があると言われており、これらのことからごぼう茶はダイエットに有効と言われているのです。

 

ごぼう茶ダイエットの効果やメリット


ごぼう茶には、上記の他にイヌリンと言う成分が含まれています。

イヌリンには体内の水分を吸着して、体外に排出する働きがあり、むくみの解消効果が期待できます。

また、中国ではごぼうは薬草として使われていたと記載しましたが、これはサポニンの殺菌効果によって、免疫機能を高め、風邪などの感染症を防ぐ働きがあったためと言われています。

実際に、解熱や咳止めとしてごぼうが使われていたことからも、高い効果がわかるかと思います。

このように、ごぼうには多くの効果があると言われていますが、一方で毎日食べるのは手間などを考えるとやや面倒な食材でもありますよね。

その点、ごぼう茶なら煮出して飲むだけなのでとても簡単です。

そういう意味で、ごぼう茶のメリットは手軽にごぼうの効果を得ることができることと言えるでしょう。

ごぼう茶ダイエットのやり方と飲むタイミングや摂取量!


ごぼう茶ダイエットは、特に決まったタイミングで飲む必要はなく、基本的には食事時や休憩中など、普段お茶を飲むタイミングで飲めばよいだけ。

ただし、ダイエットによいからと言って、好きなだけがぶがぶと飲むのはNGです。

ダイエットによいと言われているサポニンですが、摂り過ぎてしまうと胃に負担が掛かりやすくなってしまうので、一日に2~3杯程度にしておくのがよいでしょう。

なお、サポニンの摂取は空腹時が最も吸収がよいと言われているので、起床時や夜寝る前に飲むのが効果的と言われていますが、これも逆を言えば胃に負担が掛かる可能性もあるため、体調などを考慮して行うようにして下さい。

ダイエットに効果的な「ごぼう茶」の作り方


ごぼう茶は市販されていますが、自家製の方が美味しいという声も多く聞かれます。

そこでここでは、簡単にできる手作りごぼう茶の作り方をご紹介したいと思います。

①土の着いたごぼうを洗います。

この時、必要以上に擦ってしまうと、ダイエットに有効な成分が落ちてしまうので、あまりごしごしと強く洗わないようにしましょう。




②皮がついた状態のまま、ピーラーなどでささがきにします。

③ザルなどに広げ、天日干しにします。

夏は半日から2日程度、冬は日光が少ないため3日から一週間程度を見て下さい。

ごぼうがカラカラになるまで、しっかりと乾燥させることが大切です。

④よく乾燥させたごぼうをフライパンで乾煎りします。

やや弱火程度で10分ほど、しっかりと炒りましょう。

⑤粗熱がとれたら、密閉容器などに入れて保存します。

⑥飲む時はひとつまみを湯呑などに入れ、お湯を注いで蓋をし、5分ほど蒸らして頂きます。

ごぼう茶ダイエットのコツやポイント!


ごぼう茶を作る時、皮をしっかりと洗い過ぎると、ダイエットに有効な成分であるサポニンが抜けてしまい、ダイエット効果が下がってしまうと言われています。

また、ささがきにした後に水にさらすのもNGです。

ダイエット効果を得るためには、皮を洗い過ぎない、水に漬けないことが大事です。

ただし、そのやり方だとサポニンが強く胃が痛くなるという人は、ダイエット効果が薄れてしまうものの、皮を剥いたり水にさらすなどの対処が必要になります。

なお、お茶として飲んだ後のごぼうは捨てずに利用しましょう。

煮出した後のごぼうにも体によい成分がたくさん残っているので、きんぴらなどにして余さず食べ切るのがお勧めです。

ごぼう茶ダイエットの注意点!副作用はないの?


ごぼう茶の過剰摂取は胃腸に負担を掛け、腹痛や下痢を起こすことがあります。

これは、ごぼうに含まれるサポニンが理由と言われています。

サポニンは皮に多く含まれていますが、そもそもごぼうは土に剥き出しのまま埋まっているのに、どうして腐らないのか不思議ではないでしょうか。

他の野菜のトマトやナスなどは、土が着くとそこから病原菌が侵入し、あっという間に腐ってしまいます。

しかし、ごぼうに含まれているサポニンには強い殺菌作用があるため、病原菌などを守る働きがあるのです。

一見すると体によい作用にも思えますが、この強すぎる殺菌作用が大量摂取の際には、害となる場合があるのです。

サポニンの過剰摂取は赤血球を破壊するという報告書もあるようなので、くれぐれも摂り過ぎには注意しましょう。

さらに、菊アレルギーのある方やその他疾患で薬の服用をしている方は、必ず主治医に相談するようにして下さい。

ごぼう茶ダイエットの口コミや体験談


・ごぼう茶ダイエットは、何よりごぼう茶の味に慣れることが大事な気がします。市販のもので行う場合は、メーカーなどによって味に違いがあるため、自分に合った味を探すのも大切な気がします。

・ごぼう茶ダイエットは、食事制限や運動をする必要がないので手軽ですが、やはりそれだけでは痩せられませんでした。ただし、便秘は解消されました。

・ごぼう茶を飲んで気長にダイエットをしています。いきなりは痩せませんが、毎日飲むお茶をごぼう茶にするだけなので、もはや習慣になっている感じです。そんな生活を2年ほど続けていたら、いつの間にか5㎏ほど体重が落ちていました。

・ごぼう茶を飲むようになってからとにかくお通じがよくなって、そのおかげもあってかトータルで3㎏ほど痩せました。「たった3㎏」と思う人もいるかも知れませんが、お茶を飲んでいるだけで体重が落ちるのですから、とても簡単なダイエット方法だと思います。

ごぼう茶ダイエットのコツやポイント!副作用はないの?のまとめ

ごぼう茶ダイエットは、好きなタイミングで一日2~3杯程度のごぼう茶を飲むだけという、とても手軽なダイエット方法になります。

短期間で劇的に痩せるということはありませんが、腸の調子を整えることで様々な効果を得ることができるため、日ごろ便秘しがちな方にもお勧めです。

ただし、ごぼう茶は飲み過ぎると体調不良の原因にもなるため、必ず目安量を守り、体調の変化があった時は飲むのを中止するようにしましょう。